7月20日(土)午前11時より、"ANARCHY T-SHIRT"がAMUBISオンラインにて販売開始となります。インスタグラムDMでもご注文を承ります。
高騰が止まらないヴィンテージTシャツ。
先日のとあるレセプションにて、165万円から190万円という価格帯の素晴らしいデザインに惹かれ、多くの皆様が購入されているのを目の当たりにしました。一方で、その価格に手が出ない方もいらっしゃるのも事実で、私もその一人です。
私は後者の状況に頻繁に直面しています。15万円から20万円程度の価格帯で欲しいTシャツがあることを理解しています。
また、高価なヴィンテージTシャツには多くのフェイクが存在し、私の周りでも被害に遭った方が少なくありません。フェイク品とは別に、オフィシャルとは異なるデザインでブートレグされたTシャツもありますが、これらも高い人気を誇っています。
私の好みは、オリジナルとブートレグです。特に90年代のカルチャーで育った私は、そのオフィシャルに反するブートが今では魅力的に映ることがあります。
私の人生は音楽とファッションに囲まれてきました。この現在進行中の高騰に関しては、多くのTシャツを見てきました。
最近、私が考えていることは、
私ができることは何か、
またどのようにフェイクの被害を減らすことができるのか、
ということです。
インスタなどでフェイク情報を共有することもありますが、
それでも魅力的なヴィンテージ風Tシャツが少ないのが現実です。
現在のファッション業界は厳しい商業ベースで動いており、
デザインに対しても時間を割くことが難しいこともあります。
私は商業目的でなく、好きなタイミングで物を作っています。
ビジネスマンとしては3流かもしれません。
長くなりましたが、今作りたいTシャツは90年代のヴィンテージデッドストックのブートTシャツです。私が育ったクラブカルチャーの感覚を反映させて作り上げました。
「プリントが剥がれてきた」「色が薄くなってきた」「シングルなのでほつれがち」でも、それを着たい。
これが90年代のヴィンテージTシャツです。
雑に聞こえるかもしれませんが、私は徹底的に研究し、作り込んできました。
ヴィンテージ、裏原宿、ストリートカルチャー、政治、音楽を融合させた90年代のスーパーブートレグ「COVER」を提案します。今年の夏、是非お楽しみください。